廊下のない家

今までは当たり前に設けられていた廊下ですが、最近ではこの廊下がデッドスペースとして考えられるようになってきました。特に狭い家の場合、廊下があるのとないのでは全く広さの印象が変わってきます。廊下を設けないことでスペースを最大限に有効活用できるようになり、広々とした空間を確保できるのです。

一番わかりやすいのが、和室の配置です。今までは廊下が設けられ、廊下を設けることで空間が細分化されていまいた。玄関近くに独立型の和室が設けられることが多かったです。しかし、最近ではリビング延長型の和室が増えています。一体感のあるLDKに隣接する形で和室を設けることで廊下が必要なくなり、その分リビングや和室の広さを確保できるのです。狭い家であればこのように間取りを決める際に、できるだけ廊下という無駄なスペースを省くことで狭さを感じにくい住まいとすることができるのです。

廊下を設けないことで居住スペース内に通路となるスペースが必要となってきます。ソファでくつろいでいる人のすぐ真横や前を何度も行き来するようでは室内の快適性は損なわれてしまいます。そこで人の動きをイメージしてダイニングやスタディーコーナー、パソコンスペースなどの配置を決めましょう。廊下は通路として利用するだけではなく、過ごす空間として考えればデッドスペースという印象もなくなります。

廊下を広めに確保し壁面収納を設ければ立派な収納スペースとなります。二階の廊下にはカウンターを造り付けて書斎スペースを設ければ、行き来をする通路としてだけでなく、書斎スペースとして欠かせない空間にもなるのです。廊下をどのように住宅に取り入れるかは家造りのポイントの一つだと思います。

土曜日, 4月 7th, 2018 at 09:56
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横一直線の家事動線

専業主婦である私が間取りを決める際に注目したのが家事動線です。家事動線をコンパクトにすることで家事の効率が高まり、家事の時短を実現できます。

家事の中心はキッチンです。キッチン向かって右側にダイニングを配置しました。一日三度の支度を行う際には、キッチンとダイニングの動線が重要です。キッチンの前にダイニングを配置する家庭が多いのですが、真横に配置した方が配膳や食後の片付けの動線が短くなり、スムーズに行えます。キッチンの前にダイニングだと通路幅をしっかりと確保していないと、配膳がスムーズに行えませんし、キッチンへ回り込まないといけないため家事効率が下がってしまうのです。

そして、キッチン左側には洗面室を設けています。キッチンで家事を行いながら洗面室で別の家事を行うことも多いため、キッチンと洗面室の動線はできるだけ短くしておきたいものです。動線が短いことで同時に2種類の家事を行いやすくなるのです。そして、洗面室には勝手口を設けてその先に洗濯物干し場を設けています。洗濯物を洗って、干すという作業が効率よく行えるため家事への負担が軽減されています。

洗濯物干し場、洗面室、キッチン、ダイニングと家事動線を横一直線で繋いだことで、家事動線がコンパクトになっていますし、横移動で移動のしやすさも高められています。365日休みの無い家事であるだけに家事を円滑に効率よく行える環境を整えておきたいものですね。

水曜日, 1月 31st, 2018 at 13:59
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漆喰

我が家は、水廻りスペース以外全て石灰を主原料とした漆喰を壁に使用しました。漆喰は塗り壁の代表的存在で、最近ではこの自然素材の塗壁が注目されているのです。多くの住宅で石膏ボードや合板といった下地材の普及にあわせ、ビニールクロスが使用されています。

デザインやカラーバリエーションの豊富さ、そして安価な価格であること、手軽に張り替えられることから人気を高めており、ほとんどの家庭で取り入れられているのです。しかし、合板や壁紙に使われる化学物質が引き起こすシックハウス症候群が問題となっているのも事実です。せっかく購入した住宅で、家族の健康を損なうようなことでは意味がありません。

そこで我が家はこの漆喰を用いたのです。まず耐火性が高いです。加えて、調湿機能にも優れています。漆喰は「呼吸する壁」とも言われており、室内の湿度が高い時には空気中の水分を吸収し、逆に乾燥していると水分を放出してくれ、一年を通して室内の湿度を調整してくれ快適な空間へと導いてくれるのです。そして、漆喰壁の内部は強いアルカリ性であるため、カビや細菌の発生を抑える効果もあるのです。

そして、人体に悪影響を与えると言われているホルムアルデヒドの吸着分解機能も期待でき、化学物質を出さない点が非常に注目されているのです。梅雨時期、外はじめじめしていても一歩室内へ入るとカラッと心地よい空間が広がり漆喰の機能性の高さを実感しました。室内干しをしても、漆喰壁のおかげで衣類に嫌なにおいがつくことなく、衣類がしっかりと乾くのもとても助かっています。ついデザイン性ばかりに注目しがちな壁ですが、機能性にも目を向けて選んでほしいと思います。

火曜日, 12月 19th, 2017 at 13:50
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キッチン

キッチンは「女の城」とも言われ、家事を行う女性にとっては非常に重要な空間です。今までは壁付けキッチンが多く、リビングに背を向けて家事を行ってしました。リビングで過ごす家族と会話がしずらく、家事をしている時間は孤立感を感じる人も多かったのです。しかし、最近では間仕切りなどで閉じられたキッチンではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが増えました。

オープンなキッチンにすることで、キッチンに近寄りやすく、誰でも作業を手伝いやすくなります。オープンキッチンと言っても形は様々です。I型と呼ばれるタイプのキッチンをリビングに向かって配置する対面型タイプや部屋の中央に島のようにキッチンを配置するアイランド型など色々な形があります。家族と向き合う形にキッチンを配置することで、顔を合わせてコミュニケーションが取りやすく、家事を楽しみながら行うことができるようになるのです。

オープンキッチンのデメリットは、調理をするときの臭いや煙、食器を洗う時の水音がうるさいことです。そこで最近ではこれらの問題を解消してくれるキッチンが多く登場しています。我が家のシンクはキズが付きにくく、水音が響きにくい加工が施されているものを選びました。そして、きれいに片付いている時は見せるキッチンとして存在するのですが、調理中や調理後などお鍋や食材が乱雑になっている状態がリビングから丸見えになってしまうのです。

こまめに片付けるか、気になる人は手元部分を隠せる腰壁を設けて対策をとるといいでしょう。自分に合ったキッチンスタイルを取り入れ、家事を楽しみながら行いたいものです。

金曜日, 8月 25th, 2017 at 07:48
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リビング学習を成功させる部屋作り

最近では自分の部屋で勉強しないで、家族のいるリビングで勉強をするという子が7割もいると言われています。
リビングで勉強する時に気を付けたいポイントが2つあります!
勉強道具を置く場所を整えることと、リビングの環境を整えることです。

リビングで勉強するとき、ダイニングテーブルを使う場合と、リビングに勉強スペースを作る場合がありますが、どちらにしても、勉強道具をどこに片付けるかを決めることが大事です。

子どもが使いやすい、親も片づけがしやすい、リビングに馴染む、勉強の時に必要なものが手の届くところにある、ということが重要です。リビングの棚や可動式のワゴンなどに、使う物だけをまとめておき、扉は付けないほうが取り出しやすいでしょう。

ランドセルを部屋に置くようにすると、自分でランドセルから宿題を出してリビングに持ってくる、そして明日の準備はまた部屋で行うことになります、低学年ではまだ一人でするのは難しいですね。
自分一人でできるようになるまでは、ランドセルは棚の上に置くだけ、カゴ等に入れるだけの収納にすると良いですよ。リビングになじむカゴや棚に入れ存在感をなくしてしまえば、お客様が来ても気にならず、インテリアの雰囲気を壊しません。

勉強しやすい環境づくりは、テーブルや椅子の高さを考えることが大切です。学習用の子ども椅子に変えたり、クッションなどで高さを調節したり、椅子の下にスツールを置いて足がしっかり床につくようにします。

リビングの明かりが少し暗いようなら、学習用のライトを手元に置くといいでしょう。また、勉強するときにTVの方を向いている、目のつく範囲にお菓子やおもちゃがあることはよくありません。
そして、近くに親がいても、イライラしていたり、リラックスできていなかったりでは、勉強にも集中できませんから、家事をしながらでも目が届くようにしておくといいですね。家族みんなが過ごしやすい空間にしておくことで、勉強がはかどる空間になるのです。

木曜日, 6月 1st, 2017 at 18:50
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造り付け家具のメリット・デメリット

新築やリフォームの際に生活する上で必要な家具を造り付ける家庭が増えています。家具を造り付けることで、空間にピッタリの家具となります。隙間やデッドスペースが生まれないことで見た目の印象もスッキリとしますし、お掃除もしやすいのです。また、床から天井まで余すとこなく利用できるため収納力をアップさせることができるのです。

また、世界で一つだけのオンリーワン家具に仕上げられるという魅力もあります。使用する素材や色味、デザインや収納量など自分好みにカスタマイズすることができます。使いやすさも高められますし、家具への愛着も一層増すのです。手持ちの家具との調和を合わすこともできるため、室内の統一感を高めることもできるのです。

そして耐震性も高いのです。壁や天井にこていされているものがほとんどで、一般の家具に比べて、地震などで転倒する危険が格段に低いのです。日本は地震大国でもあるだけに、地震に対する備えを大事にしたいものです。住まいの安全性を高めるにも造り付け家具は非常に有効なのです。

このようなメリットがある一方で、デメリットもあります。それは、移動ができないことです。レイアウトを変更したいと思っても、基本的には設置場所を変えるのは難しいです。家具そのものは動かせないので、棚板の高さや幅を変更できるような造りにしておくのがいいと思います。最近では既製品家具が非常に安価な価格で販売されています。使用する素材や造りによっては価格が非常に高くなってしまいます。仕上がりの満足度も高いのですが、こだわることで価格も高くなってしまうことも忘れてはいけません。造り付け家具のメリット・デメリットを踏まえて取り入れるかどうか決めましょう。

金曜日, 3月 24th, 2017 at 09:52
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朝の洗面室

時代の変化によって、生活スタイルも大きく変化していきますが、住まいの朝の風景も大きく変わりました。現在は、大人はもちろん、子ども達もオシャレで、身だしなみに注意しています。朝、洗顔や歯磨きをするだけではありません。シャワーを浴び、洗髪をしてから、ブローをして、身だしなみを整えていく例も少なくありません。
朝の短い時間に、スムーズに身だしなみを整えていくために、洗面台を広くし、洗面ボールを2つ用意するケースもあります。

私の友人には、小学生と幼稚園の3人の娘がいます。娘というのは、幼くても、オシャレには敏感で、朝の支度は大変です。今まで住んでいた賃貸マンションの洗面所はかなり狭く、洗面台は1人でも狭いくらいでした。朝の限られた時間に、洗顔や歯磨きだけでも、押し合いへし合いで、喧嘩になっていました。

住まいを新築する時、洗面脱衣所を少し広めに取ってもらい、洗面台も既成のものではなく、サイズの長いものを作り付けてもらいました。その上に、2つの洗面ボールを設置してもらいました。ここで、朝、歯磨きや洗顔だけでなく、洗髪もブローもします。なんせ、娘3人と友人の4人の女性がいますから、それでも、混雑します。ドライヤーなどが2つ同時に使用できるように、また、洗濯乾燥機も使用できるように、電気配線やコンセントの位置も考えてもらいました。

私たちの子どものころに比べて、どの生活シーンにも、電化製品が溢れています。電気のない生活など、全く想像できないくらいです。その電化製品を便利に使うためには、一度に使う電気の容量を考えなくてはいけません。そのために、生活シーンを想像して、電気配線をしておくことが大切です。住まいを新築する時、設計の早い時期に、電気配線を決めていくわけですから、想像力を働かせて、考えていくことで、生活がずいぶん楽で、楽しくなります。

火曜日, 12月 6th, 2016 at 09:33
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中二階スペース

一階と二階を繋ぐ階段の途中に多目的に使用できる中二階スペースを設けたいと思っています。家を建てることを決め、数多くのモデルハウスや完成した住宅を見学してきました。その中で中二階スペースを設けている住まいを目にした時、このスペースに魅力を感じたのです。階段とは通常通路としてしか考えられていませんが、その途中に多目的に使用できるスペースがあることで、憧れの空間を手に入れることができますし、家族の繋がりを感じながら個人の時間を大切にすることができるのです。

中二階スペースを設ける際のポイントは、一階のLDKから中二階スペースへしっかり目が届き、また中二階スペースからも一階のLDKが見渡せるようにしておくことです。このように見通しをよくしておくことで、小さい子どもから大人まで安心して利用しやすくなるのです。夕飯の支度をキッチンで行いながら、中二階スペースで遊ぶ子どもの様子が確認できれば家事と育児の両立もしやすいですし、子どもも一階を覗けば親の顔が伺えるので安心して遊びに集中できるのです。

逆に大人がこの中二階スペースを利用してもいいのです。旦那さんの憧れの書斎スペースとして利用するのもいいですし、ママが家事や育児の合間に趣味のネットショッピングを楽しんだり、また誰にも邪魔されることなく家事を行う家事スペースとしてもいいのです。一階にいる家族との一体感を得ながらも、個人の時間を満喫できるので非常に便利なスペースと言えるのです。

また子どもが成長すると二階で過ごす時間が増えます。中二階スペースで過ごす時間は、二階にいる家族の気配を身近にも感じられ家族の繋がりを感じられることでしょう。中二階スペースを設けて住宅への満足度を高めたいと思っています。

火曜日, 10月 4th, 2016 at 09:45
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ウォークスルー収納

家造りにとって収納の問題は非常に重要です。住宅への不満の常に上位を占める収納の問題であるだけに、収納に充実した家を完成させ満足度を高めたいものです。季節もののアイテムや、賞状やトロフィー、写真のように捨てられないものは子どもの成長とともに増えていきます。これらをしっかりと収納できる大型の収納庫があると便利です。そこで最近では屋根裏というデッドスペースを有効活用させ、これらの物をきちんと収納できるスペースを確保する家庭も多いです。6~10帖ほどある屋根裏収納は一つの部屋のようで、大きな物までスッキリと片付けられます。

玄関にはシューズクローク、キッチンにはパントリー、洗面室には洗面クローゼット、寝室にはウォークインクローゼットなど適材適所に必要な物がきちんと収納できるスペースを設けている家庭が多いです。必要な物が必要な場所できちんと管理され、尚且つ収納している物の出し入れのしやすさを感じられれば収納への不満は出てきません。そしてあと一つ、動線に沿った収納があると便利さは高まりますし、物をしまうのに無駄に住宅内を行ったり来たりする必要がなく、動線をコンパクトに済ますことができるのです。

例えば、玄関と洗面室の間にクローゼットを設けます。帰宅するとまず、洗面室で手を洗います。その動線上にクローゼットがあれば、着ていた上着をサッと片付けられ、持ち歩いたカバンも収納できます。そして手を洗い、後はリビングでゆっくりくつろぐだけです。ここにクローゼットがあることで、リビングに散らかりがちな上着やカバンがきちんと片づけられ物が散らかりにくくなるのです。収納を設ける際には動線にも注目してみて下さい。

木曜日, 8月 11th, 2016 at 09:02
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リビングにスキップフロア

先日訪れた友人宅は、リビングにスキップフロアが設けられていました。一見スキップフロアがなくリビングがフラットに広がる方が広く、開放感に溢れるのではないかという風にも感じたのですが、リビングにスキップフロアを設けることで、空間にメリハリが生まれますし、生活にもメリハリがつくのです。

リビングは家族が長時間過ごす場所です。ゴロンと横になってくつろぐ人もいれば、おもちゃで遊ぶ子どもがいたり、その傍らで洗濯物をたたんだりと家事をする母親がいたりします。同じ空間で様々なことをして過ごすことで、本来のくつろげてリラックスできるリビングとはかけ離れた印象になってしまうのです。子どものおもちゃが散らかるとリビングの快適性は下がってしまいますし、子どもが遊んでいる横でアイロンがけをするのも危険です。

リビングにスキップフロアを設けることで、くつろぐスペースと作業をするスペースという風に空間を分けて使用することができるのです。スキップフロアで子ども達がおもちゃを並べて遊べば、おもちゃが散らかりリビングの快適性を下げることはありません。子ども達も思う存分おもちゃで遊べて、自分達の空間を満喫することができます。子どもが使用しない時は、家事スペースとしてアイロンがけや洗濯物をたたんだり、パソコンスペースとして活用させるのもいいでしょう。

同じ空間に居ながらもスキップフロアで過ごす時間は個人の時間として過ごしやすくなるので個室にいるような感覚さえ得られるほどです。リビングとの境は壁にするのではなくアイアンの手すりで空間を区切っていました。閉鎖的な印象になるのを避けられますし、デザイン性も高いのです。リビングがより快適に過ごせるように空間造りをしましょう。

木曜日, 6月 23rd, 2016 at 07:27
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